【背景を知らないと認定は無理】ヨガアライアンスRYS200新規定!取得ノウハウをRYS取得のプロが詳しく解説

「合格率100%!RYS取得のプロ」の岩本です。

全米ヨガアライアンスが認定するRYS200の基準値が変更されました。(RYS申請アプリケーションプロセスの大幅な変更)
既存でRYS200を取得済みの認定校も、これから新規で取得予定のスクールも
全員、「新基準」を満たしたカリキュラム構成やその他の提出物が必要となります。

カリキュラム構成や教えていい範囲、取り扱ってはいけない分野など細かい指定が追加されましたので、新しい要件定義に従ってプログラム変更やRYT(登録ヨガ・ティーチャー)の確保・採用等が必要です。

国内外の経営者を支えるバイリンガル秘書がわかりやすく解説します。

実際に、RYS200の手続きを行なった経験をもとにブログを書いてます。
少しでもみなさまのお役立てになれればと思います。

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一番大切なこと

まず一番重要な点は、規定が改定された「理由」「背景」です。
後日公開するブログ記事でも解説しますが、
この背景理由が改定規定値の中に組み込まれているのです

背景を知らないとカリキュラムや構成をどのようにしたらいいのか
さっぱりわけがわからない状態になってしまい、つまづきます。
わからないと申請に進めません。
または、申請しても手直しが求められます。

スムーズに認定取得するためには、
まずは背景を知りましょう。

改定の背景

全米ヨガアライアンス設立以来、常に改善を目指していたわけですが
2018年に、ヨガコミュニティのための「スタンダード・レビュー・プロジェクト」が発足しました。

このプロジェクトは、

・ヨガ講師たちが受講生へ価値ある体験を提供しているかをより深く理解する
・至らぬ点があれば改善し良い部分はさらに強化する
・ヨガコミュニティを強化する
・より安全で信頼性のあるヨガ教育を提供し続ける
・全世界へ正しいヨガ知識を広めていこう!

という目的で遂行されてきました。

そして2020年2月、コミュニティのフィードバックにより、強化するべきエリアを絞りました。
その取り決めは、ヨガの提供価値、公平性、信頼性、統一性、安定性をもたらすこと。

この背景から、Elevated Standards for RYS200 (改訂版RYS200 ・ RYS拡張)が出来上がり
全てのスクールが、期日までに新しい基準値を満たした申請・更新を行う必要が出てきたのです。

で、何がどう変わったの?

  • RYS200の認定校となる基準値
  • RYS申請手続きの強化並びに、申請後の内容確認の強化
  • 倫理観へのコミットメント、行動規範、練習・実習の範囲、公平性の認知及び教育

ヨガアライアンス公式HP(英語)ではこのように記載されています。

Elevated standards for the foundational Registered Yoga School (RYS) 200 credential;

A strengthened application and review process; and

A shared member-wide Ethical Commitment including an enhanced Code of Conduct, new Scope of Practice, and commitment to Equity in Yoga.

https://www.yogaalliance.org/Our_Standards

まぁ、ヨガアライアンスのHPを日本語で訳すと、とっても変な日本語になるんですね。
機械翻訳っぽい。そして直訳すぎて一体何を伝えたいのかわからなくなります。
なので、ヨガアライアンスの本意を知るには英語を読むのがベストです。

話はそれましたが、つまり、

  • 誰かれかまわず簡単に許可は降りませんよ!
  • ヨガアライアンスの指定する教育内容や方針がカリキュラムやスクールの文化に組み込まれないとダメですよ!
  • テクニックだけ教えて終わり!のようなスクールは認めません!

ということです。

小手先だけでなくプロフェッショナルなヨガ指導者としての基礎や考え方といった深層部分からアプローチしてください、ということです。

スクールは何したらいいの?

2023年12月31日までに、
既存スクールはElevated RYS200 へ更新することが求められています。

Elevated RYS200へのアップグレードは、本来2022年2月までに完了するようヨガアライアンスが期日を設けておりましたが、Covid-19に起因した大きな社会的影響により、アップグレードの期日は一旦据え置きとなっています。(参考元ヘルプ記事

なお、これから新しくRYS200の開講を目指すヨガスクールは、Elevated RYS200の取得基準となります。

カリキュラム構成や、教えていい範囲と、取り扱ってはいけない分野など
細かい指定が追加されましたので、新しい要件定義に従って
プログラム変更やRYTの確保・採用等が必要です。

詳しくは後日、ブログで発信していきます。

まずは、Elevated RYS200の背景説明と期日のお話でした。

あとがき

もちろんビジネスとしてお金儲けしないといけないのはわかりますが、
ヨガアライアンスからしてみると

  • 「ヨガ」を正式な教育とし、
  • 正しい知識を広めていくこと、そして
  • ヨガを愛する人たちのコミュニティを作っていくこと

が協会の目的です。

日本エステティック協会や不動産協会など、私たちの身近なところにも様々な協会や団体が数多く存在しています。

そのような協会が、公平性・信憑性・安定性を定めていき、ガバナンスを図っています。
わかりやすく例えると、ヨガ業界の政治団体=ヨガアライアンスといったところでしょうか。
業界の組織が健全な運営を行うべく、管理・統制することによってより良い環境作りを目指しているのです。したがって、団体が取り決めた方針やルールに反する企業や団体はあいにく受け入ることができません、という動きに至っています。

実際に米国にいらっしゃるヨガアライアンスのスタッフと何度かオンライン会議を実施したのですが、
多くのRYS希望スクールが適当なカリキュラムを提出し、真のヨガの目的や概念を教えず「フィットネス」や趣味範囲に傾きすぎている、という悲しい現実を口にされていました。

ヨガ指導者養成のクオリティを満たさず、

手薄なカリキュラムや指導書を提出し、

RYS認定を要求するスクールが後を耐えないと。

従って、Elevated RYS200を通じて、
正当なヨガスクールの普及を目指しているのですね。

詳しいRYS200の申請最新情報はこちらから↓

RYS200申請アプリケーションーRYT200 認定校になるには
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