「合格率100％！RYS取得のプロ」の岩本です。このブログは、RYS取得、RYS認定校を目指す方々や、現在RYTとして講座カリキュラムを作成する方々に向けて発信しています。
本記事では、前提としてRPYS85とはどんな資格か、そしてRPYS85を取得するための最新規定について詳細にわかりやすく解説します。
本記事は前編・後編の2部構成に分けてRPYS85を解説をしています。
Elevated RYS200へのアップグレードは、本来2022年2月までに完了するようヨガアライアンスが期日を設けておりましたが、Covid-19に起因した大きな社会的影響により、アップグレードの期日は一旦据え置きとなっています。
RYS 200 programs were initially asked to up-level by February 2022. However, due to COVID-19’s impacts on our community, the upleveling process is currently on pause. Members will be informed of all relevant changes as they develop with ample time to meet up-leveling requirements.
（参考元ヘルプ記事）
新規定へと変更になった背景を知りたいという方は、RYS200の規定変更にまつわる背景をご覧ください。
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RPYS85とは
RPYS85とは、マタニティヨガ指導者養成講座を受講できる、全米ヨガアライアンスに認定されたヨガ教室・ヨガスクールを指します。認定されるには、RPYS85という資格取得が必須となります。
「RPYS」はRegistered Prenatal Yoga Schoolの略で、「85」は85時間のトレーニングを意味しています。
RPYS85の資格を持つ登録ヨガスクールでは、マタニティヨガ指導者の資格取得のためのRPYT85の講座プログラムを実施・開講できます。
RPYS認定校となることで、今後マタニティヨガを教えたい方や、妊娠期別に効果的なマタニティヨガを学びたい方に指導ができます。
全米ヨガアライアンスとは
全米ヨガアライアンスとは、アメリカで設立されたヨガ協会です。
日本のみならず世界的に知名度が高く、認定を受けると国際的なライセンスを取得できることになります。全米ヨガアライアンス登録校として認められる他、日本に限らず全世界共通で通用する認定資格です。
質の高いヨガインストラクターを養成するため、習得する知識やプログラムの受講時間などに一定の水準が定められており、厳しい審査に合格したヨガ教室のみが享受できる資格なのです。
全米ヨガアライアンスは米国にある協会ですので、PRYSを取得する際には、申請のやりとりを英語で行うことがほとんどです。
RPYS85とPRYTの違い
- RPYS85は全米ヨガアライアンスに認定された登録ヨガスクール
- RPYTは全米ヨガアライアンスに認定されたマタニティヨガ指導者
です。
RPYS85とRPYTの違いは、ヨガスクールを指しているのか、あるいはヨガインストラクターを指しているのかという点です。
「RPYS」のSはSchool、「RPYT」のTはTeacherを略しています。
RPYS85の最新の取得規定
コロナ禍により改めて見直された生活習慣や自身の健康。2020年以降、健康ブームはさらに加速化し、ママとベビーの健康を意識したライフスタイルやさまざまな健康法といったありとあらゆる情報が溢れています。
ヨガ教室がRPYS85を取得するには、妊娠期の女性を対象としたマタニティヨガに特化したヨガ指導者養成のための指定カリキュラムを入念に準備し、厳しい書類審査を経て、晴れて認定取得及びマタニティヨガ指導者養成講座の開講となります。
指定カリキュラム
この指定カリキュラムは、全米ヨガアライアンスが指定しているもので、大きく6つの教育カテゴリーで設計されています。6つのカテゴリーを全て満たし、かつ、85時間またはそれ以上の講座時間を設ける必要があります。85時間以下の講座時間は、RPYSとして認められません。
6つの必須教育カテゴリー
| General Background in the Specialty Area | Techniques, Training and Practice | Teaching Methodology | Anatomy & Physiology | Yoga Philosophy, Lifestyle, and Ethics for Yoga Teachers | Practicum |
マタニティ分野の一般知識・背景 | テクニック、トレーニング、実践練習 | 指導メソッド | 解剖学と生理学 | ヨガ講師のためのヨガ哲学、ライフスタイル、倫理 | 実習 |
| 最低接触時間： 5時間 LT：0時間 | 最低接触時間：25時間 LT：18時間 | 最低接触時間：10時間 LT：6時間 | 最低接触時間：10時間 LT：0時間 | 最低接触時間：5時間 LT：0時間 | 最低接触時間：20時間 LT：12時間 |
ヨガ教室オリジナルの養成講座カリキュラムを作っていただくことはできますが、全米ヨガアライアンス登録スクールとして認定を目指す場合は、必ず、その独自カリキュラムの内容が上記6つの教育カテゴリーの概要を満たしているかどうかを事前に確認した上で、RPYSの登録申請を進めていただくことを強くお勧めいたします。
上記一覧表の通り、総合85時間のうち、最低36時間はリード・トレーナーが受講生に講義を行う・指導するカリキュラム構成が求められています。
そして、85時間講座の修了時点で、認定校が受講生へ正式に「合格」を出す前には、必ず、マタニティヨガ指導者養成講座で教えた「知識」「スキル・技能」「経験」を審査・査定しなければなりません。いわゆる全てを網羅した科目別試験と卒業試験です。
各試験内容や評価基準等も、ヨガアライアンスによる審査対象項目となります。
必履修科目等は、ヨガアライアンス公式サイトに掲載されていますので、下記リンクをご確認ください。
リード・トレーナーの要件（LT）
リード・トレーナー（LT)とは、マタニティヨガ指導者養成講座を主に教える主体となるトレーナー、つまり、中心人物を指します。全ての認定ヨガ指導者養成講座（RYSプログラム）では、LTの登録が必須となっています。
RPYS85の登録申請では、全てのリード・トレーナーが
- E-RYT500を保有していること
- RPYTの講座受講を完了しており、且つ、全米ヨガアライアンス上でRPYTとして有効な登録ティーチャーとなっていること
上記2点を満たすことが必須です。
なお、総合85時間の講座時間のうち、最低36時間はLTが直接受講生を指導する時間に割り当てるカリキュラム構成に仕上げる必要があります。36時間未満の場合は、そもそも登録申請自体ができません。
マタニティヨガ指導者養成講座でLT以外のトレーナーも講師として指導する場合は、そのトレーナーが
- RYT500 または RYT200 を保有している
- RYT500 または RYT200として全米ヨガアライアンス上で有効な登録ティーチャーとなっている
- RPYT85講座受講を修了している
- RPYT85講座受講修了後、30時間のマタニティヨガ指導経験を積んでいる
- RPYTとして、全米ヨガアライアンス上で有効な登録ティーチャーとなっている
上記全ての条件を満たしている方のみが、全米ヨガアライアンス認定マタニティヨガ指導者養成講座で教えることができます。
C&E InternationalではRYS取得をサポートしています。
このように、RPYS85の登録申請には入念な準備が必要です。
やり方を知らなかったりノウハウがなければ、準備に取り掛かる以前に、情報収集で時間がかかりますし、
申請後のヨガアライアンスとのやり取り・意思疎通には英語が中心となるので、翻訳機械を使ってもなかなか意味を理解できない時もあろうことと存じます。
申請には準備から始まり、手続き、審査、審査後の修正など、米国とのやりとりが頻繁に執り行われますので、1人で悩まずにC&E International にご相談くださいませ。最短2週間〜取得できるプランもご用意しています。
充実した徹底的なサポート（RYS 申請代行）の流れはこちらのC&E International 公式サイトをご覧ください。
それでは、RPYS85 パート2をお楽しみに！
※本記事は前編・後編の2部構成に分けてRPYS85を解説をしています。
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